転職するなら人材紹介会社?
50歳になると、「そろそろ、定年後のことも考えなくちゃ」と調べ始めて、年金の少なさにびっくりしている方も多いと思います。「やっぱり、60歳以降も働かなくちゃいけないな」と皮算用も始める頃です。ただし、60歳以降になると、再雇用契約で、それまでの給与の三分の二から、半分くらいになるケースがほとんどです。(勤務されている会社に確認してください。)
では、給与を維持したいから、転職だ!とも考えるでしょう。
たくさんの人材紹介会社が、マスコミで派手に「お仕事たくさんあります!」と、宣伝していますから、「ああいうところに登録すれば、仕事はあるから、大丈夫」とぼんやり思っている方も多いと思います。
本当にそうでしょうか。このデータを見てください。
人材紹介会社で転職が決まる割合
厚生労働省から出ているデータです。民間人材ビジネス実態把握調査(事業所/労働者)
50歳~54歳が、『民間の職業紹介機関』を使って、転職している割合は、3.1%です。54歳から59歳は、なんと、データに取れないくらい低い割合なのです。
転職の方向性を持った上で相談して
人材紹介会社は、登録した人材を募集している会社に紹介して、雇用が決まると、その人材の年収の3割程度が支払われることで、利益を得ています。募集している会社と取引しているのか、得意な業界、業種といった得手不得手もあります。ですから、「どのような会社に転職したいのか」「これからのキャリアプラン」を考えた上で、登録する人材紹介会社のことも研究してから、相談しましょう。よく、登録しても年齢でお断りされるサイトもあるので、マイナビ転職エージェントサーチのように個別にシニアに強い転職エージェントを探して相談するのもお勧めです。
転職に失敗したくなければキャリア相談に来てください
人生100年時代です。50歳以降に、自分らしい仕事で大成する時間があるということです。せっかくのチャンスを活かすには、プロのキャリア・カウンセラーに相談してください。募集をしていない会社に転職する方法も教えています。詳細は、こちら→50歳から人生を再構築するキャリア・カウンセリング